2004/6/4

『聲、消ゆるのち』



及川恒平コンサート
名古屋 stage あうんにて



《コンサート・プログラム》

1 それから  2 私の家  3 長い歌 4 追放の歌  5 ほろほろと  6 初めの頃
(60,70年代フォークソング)

7 冬と銀河ステーション  8 銀河鉄道  9 なつのあさ
(賢治の世界、そしてその影響下にあるものなど)

10 小舟行  11 霧中  12 冬の池 若冲に  13 二拍子
(詩作・萩原健次郎〜新作)

14 にぎやかな木々  15 岬の部屋  16 ありふれた夢  17 星の肌
(最近作品から)

<アンコール>引き潮

『まるめろ』野坂徹夫朗読


2004/6/4コンサート印象記 by Hajime Higashitani

【開演前〜前半】
開演前、お客さんと談笑、リラックスする恒平さん。開演時間になり、
おもむろにギターを抱えステージへ(といっても境目など無きに等しいが)。
「なんか呼ばれもしないのに最初からステージに立っている歌手っていうのも珍しいよね」
と第一声。「開演に間に合わない人のために、今日の予定にない曲を歌います」
と「それからを」歌ってくれる。そののち、予定曲に突入。

【中盤】
萩原健次郎さんの詩に曲をつけた歌を披露。「一言でいうとみちゆき(心中)の詩なんだよね」。一曲ごとに健次郎さんの詩のさわりを朗読、恒平さんの解釈を付則してから歌に。
説明ぎらいの恒平さんにしては珍しい…。さすがに詩の内容は重い…。
会場の雰囲気を察してか、最後の曲の前に恒平さんがお客さんに
「もう少しの我慢です」だって。笑ってしまった。

【後半】
後半数曲は恒平さんが最近作った歌で締める。なぜかひと安心
(健次郎さんごめんなさい)。
「ちょっと、早く終わりすぎかなぁ、アンコール曲を先に歌います」といってここでも
予定以外の歌を一曲。結局、いつも通りアンコールがあって、「引き潮」でエンディング。

【後半の後半】
恒平さんのあとは、もはや恒例になりつつある野坂さんの方言(津軽弁)詩の朗読。
津軽弁の音が持つ豊潤さは、標準語のそれとは比較にならない。
言葉の音色が肉厚でジューシーなのだ。例えていうと、水分たっぷりの洋ナシを
ガブリと噛んだ感じ…(よけいにわかりにくいって?)。
詩の内容が素朴なだけに音の厚みがより際立ってくる。

【スターを囲む会】
ライブ終了後、僕らのビッグマイナーなスター恒平さんを囲む会が催される。
これがまた楽しい。恒平さんはおそらく誰に対してもフェアである。
いや、フェアであろうと努めている人だ。そんな人との会話が楽しくないわけがない。
時間はあっという間に過ぎていった。「次の名古屋はいつですか?」の問いに
「まだ決まってないよ」のつれないお答え。早く決めてください。
「味噌煮込みうどん」奢るから…。


2004/6/4コンサート印象記 by Yoshio Takahashi

【私の家 】【長い歌】
原さん、どこで何をしているんだろう?
【追放の歌】
コードストロークでのアップテンポな追放の歌でした。プログラムに追放の歌と書かれていましたがイントロを聞いても別の歌かと思いました。作者のカイゾクこと高橋照幸さんは町田から海のある西伊豆へ引っ越されたようです。
【ほろほろと】
初めて買った日本のアーティストのアルバム「忘れたお話」エンディング前の曲。
好きな歌です。
【初めの頃】
「忘れたお話」におまけ?で詩のみが歌詞カードに書かれていた曲
(恒平さんは憶えていないそうです)

【冬と銀河ステーション】【銀河鉄道】【なつのあさ】
3曲とも宇宙がキーワード(?)。2曲はタイトルからしてそのものだが「なつのあさ」も
野坂さんの「こうろぎ」という作品の中の小宇宙に恒平さんが迷い込んで
できた曲と考えました。

【小舟行】【霧中】【冬の池】【二拍子】
次は萩原さんの詩につけた曲。4曲共言葉として完成しているものに無理矢理メロディをつけて歌っている(失礼)という感じが僕には否めませんでした。霧中という歌だったか、作者の意図とは違う解釈をして、歌っているというのが案外面白かったりして・・・。

【にぎやかな木々】【岬の部屋】アリフレタユメ、です【星の肌】
新しい歌です。星の肌の前にもう1曲歌ってくれたのですが失念しました。

【引き潮】
・・・アンコールはこれでした。 名曲です。聞くたびにどんどんよくなっていく感じです。

【野坂さんの朗読】
4つと言っていたのが1つ増えて5つ読んでくれました。非常に味があります。


DORIというガットギターの音を聞くのは初めてでした。開演前、持たせていただきましたが
ものすごく軽く弾きやすそうな感じでした。ギターケースも緑色の光るやつでかっこいい。
曲にもよると思いますが僕の好みとしてはコリングスかな。
会場はいい感じで満席。例によって素敵な?おば様方が大半、残りわれらおじさん、
お姉さんに混じり31歳だったかな、およそ恒平さんのライヴには似つかわないおしゃれな
青年がおり、「忘れたお話」のレコードを持ってきてサインをしてもらい、
なんとそのレコードを持って恒平さんとのツーショット。
詩を書いているそうで恒平さんに見てもらうためにノートを手渡していました。
久しぶりに楽しい思いをさせていただきました。



2004/6/4コンサート印象記 by Yuji Hamada
 
 行きの電車を乗り遅れ着いたのは開場15分前でした。それでも待っていたのは
一人の男性の方でした。それから開場まで、少しづつ集まり10人程が開場時に待ってました。開場後リハーサルを終えた恒平さんが後ろの客席に座っておられまずは挨拶。
 座席を決め、支払いを終え、恒平さんと雑談。ハジメさんと挨拶しさあ開演へ。

 はじめは書いていない曲から。プログラムに3つ曲に間があります。そこはしゃべりを入れて。曲のブロックごとにテーマを決め、六文銭の時、少し前の宮沢賢治さんの詩からの
作品、萩原健次郎さんの作品からの新曲、ここ1.2年からの新曲。
4つのテーマで進められました。

 淡々と流れるようにしかし力強さもある恒平さんの歌はこの会場に一体になってました。
先日の京都ほんやら洞での萩原さんの作品も出来たても入れ4曲肩の力が抜けすっと入ってきました。時間としては90分弱でしたが長旅を忘れる程集中して聴けました。

 恒平さんの歌のあと、奈良で展覧会を開いている野坂徹夫さんの青森方言の詩の
朗読があり、素朴なかんじながら抑揚があり、発音だけではわかりませんでしたが
解説で少し理解しました。

 コンサートが終わり。お食事とワインをいただきながらの座談会。
私たちだけのテーブルで恒平さんを釘づけにしてしまいました。
仙川の話題でやけに盛り上がり、昔ばなしに感心したり。
2時間程よくしゃべりよく飲み満足させていただきました。
帰りは32才の歌っている男の人と大曽根が名古屋まで余韻をたのしみました。


コンサート終了後のあうんにて。

今回、仕事の関係で、残念ながらコンサートに行けませんでした。
どんな曲を歌ったか、ライブの雰囲気は?気になっていたのですが、
恒平さんのコンサートを通して知り合った親切な方々から、
感想などを書いてもらえることになり、HPでまとめました。
      ななこ